
「さくらインターネット」データセンター見学&ハンズオンセミナー
- 2017/04/27
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4月26日(水)は「さくらインターネット」様のデータセンター見学とハンズオンセミナーを実施しました。
さくらインターネット様は、1996年に社長の田中様が高専時代にベンチャーとして創業された、ネットワークに特化したサービスの会社です。
午前中は石狩データセンターを見学しに行きました。
社名ロゴかっこいい・・・。
玄関前で集合写真を。
お客様の大切なデータをお預かりするデータセンターですから、しっかりと身分を証明して誓約書を提出してからの入場です。
まずは「さくらインターネットって?」という講義からスタート。
「データセンターってなに?」「どのような設備が必要なのか?」「災害時対策は?」などなど、しっかりと勉強します。
当たり前のことですが、守秘事項なことなので、施設内は一切の撮影が禁止でした。
でも、できたばかりの新設の3号館の前では写真はOKでした!
3号館はちょうど工事の真っ最中だったので、サーバラックがどのように組みあがっていくが理解できました!
本施設がいかに「省エネに努めているか」や、「都市型データセンター」と「石狩データセンター」を比較して、各々のメリット・デメリットのお話を聞け、とても興味深い内容でした。
特に北海道石狩という土地なので、冷えた外気を取り込むことで効率的かつ経済的な空調を実現したシステムはとても素晴らしいものでした。
たーーっぷりと約2時間の見学でした。
その後、学校に戻ってきてから「Arduino」というマイコンを使用したIoT体験をしました。
(IoT:様々なものがインターネットに繋がり、コンピュータと情報を交換することで便利な仕組みを作り上げるもの。北海道代表的な産業である農業、漁業、林業をはじめ、その他の業種でもIoT技術は必須なもので、本校でも企業との連携で最新技術を習得可能です)
1・2年生が隣合わせで着席し、上級生は下級生をサポートして一緒にIoTシステムを作りました。
作ったシステムは気温と湿度を計るシステムで、計測した気温や湿度を、「さくらインターネット」様のクラウドサービスを利用してシステムから自動でTwitterにツイートするものでした。
パソコンに「Arduino」をつないで、データを書き込み、それらを送信できるようにします。
また、「さくらインターネット」様のサーバーを使って仮想サーバを構築もしました。
サーバーにコマンドを送信するなどの方法では、2年生が1年生をリードして教える姿も見られました。
おい君!ちゃんと講師の方のお話を聞くのだ!笑
この一日で「さくらインターネット」様の企業イメージも膨らみ、入社を強く希望するものも・・・。
実際のIoT体験もとーーっても貴重であり、充実した一日でした!