
コンピュータグラフィックス学科|学生作品紹介①|成吉一真 君
- 2017/10/06
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コンピュータグラフィックス学科の田中です。
本校の教育内容を理解していただくことを目的として、「授業課題」とその成果の集大成である「個人作品」を紹介します。
初回は、7月にバンダイナムコスタジオ様から内定をいただいた「成吉一真」くんです。
■学生プロフィール|成吉 一真
■内定企業|バンダイナムコスタジオ
■内定職種|3Dアニメーター
○授業課題作品○
本校の大きな特徴の1つ「CGアニメーション授業」
※CGアニメーション = コンピュータグラフィックスで生成された物体に動きを与えること
入学後すぐから「動き」の基礎を学びますが、この授業課題はその基礎終了時点に課せられるコースボールという作品です。ボールが活き活きとステージを動き回っている様子が分かると思います。
1年生前期を終了する頃には、このような人間型の「歩き」や「走り」のCGアニメーションを作ることが可能です。
重力を意識した重心や、関節を意識した手足の動きなどもこのタイミングでしっかり勉強しました。
成吉くんは技術を習得するスピードが速く、私もビックリするほどの丁寧な仕上がりとなりました。
後期になると、より人間の動きに特化した授業になり、こちらは「スポーツモーション」の授業課題です。
成吉くんは中学高校とハンドボール部に所属していたこともあり、感覚がスポーツモーションを作るうえで役立ったのかな?!
※スポーツ部に所属していた経験がなくともアニメーション制作は十分に可能ですので、ご安心を!
2年生になると授業内容もレベルアップ!
海外系アニメCG(「カートゥーン調」とも呼ばれる)でよく見られる大げさな動きを取り入れたアクションを学びます。
ユニークさが感じられるアレンジがみごとですね!
「基礎」をしっかりと「応用」として活かすことが出来ています!
○自由課題作品○
最後に成吉一真くんがバンダイナムコスタジオに内定を決めたデモリールの1つを紹介します!
※「デモリール」とは、自分の作品をムービーにしたものです。
1年半しっかりと「アニメーション」の知識や技術を学び、自分のモノにした上で応用することができた成吉くんは、人型アニメーションはもちろんのこと、4足動物系のアニメーション、さらには架空の生物であるドラゴンまでアニメーションさせる事ができるほどに成長しました!
以上、本校在籍中の学生紹介でした!
今後も学生紹介は継続していくので、是非見てくださいね!
担任として学生が成長する姿は、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
社会人になっても高みを目指して頑張れ!成吉!